カニは、身はもちろんのこと殻も料理に使うことができます。
殻を何に使うのかといえば、それは味噌汁のダシとして使います。
味噌汁の良いところは、ダシによって味が変幻自在に変化することです。魚介ダシは味噌汁の定番ですが、だからこそカニの殻のダシも味噌汁としてばっちり合います。
しかも、カニは一般的に普段の食事で普通に食べられるわけではないでしょうから、その希少性が贅沢感につながります。
カニの殻でダシを取った味噌汁はカニを最後まで食べつくすという意味においてエコですし、ぜひとも無駄にすることなく活用していきたいところです。
カニの殻のダシの取り方
そんなカニの殻のダシの取り方ですが、それほど難しい手順を必要とするわけではありません。
殻で出汁をとる
まず殻をよく水洗いして汚れを取り、水の中にたくさんいれます。そうしたら、後は強火で沸騰させます。沸騰するとアクが出ますので、これは取り除いたほうがクセは弱くなります。
たっぷりと時間を取ってグツグツさせれば、十分なダシが出来上がります。そうしたら殻をすべて取り除きます。
味噌を入れる
最後にお好きな味噌を入れて溶いていきますが、どんな味噌を入れれば良いのかは実際に何度か作って匙加減を見極めるのが良いです。
コクを求めるなら赤味噌ですし、くどくしないなら白味噌です。そして、その中間が良ければ合わせ味噌にすればちょうどいい味になります。
具材を入れて豪華に
また、これだけでは具が何もありませんので、ワカメを入れたり、場合によってはモヤシや白菜やホウレン草など、海藻や野菜を具として使えばよりいっそう豪華になります。
もともとカニの殻から十分なダシが出ていますので、味に関しては問題ないです。ですので、あとはそれに合う野菜などの具を見つけていけば完成に近付きます。場合によっては、なめこのようなキノコ類を入れても美味しいかもしれません。
もしも見栄えをそれっぽくしたいなら、最後にカニの殻を味噌汁に入れるお椀に引っ掛けるとそれっぽさが出ます。まるで料亭や旅館で出される料理のような雰囲気になりますので、よりいっそう高級感や贅沢感が出ます。
カニも味噌汁まとめ
味噌汁にこれだけの手間をかけるのはちょっと大変かもしれませんが、その分普段飲む味噌汁とは違う味噌汁が出来上がります。
カニは身だけではなく殻までダシとして使うことができますので、できれば殻をすぐに捨てることなく味噌汁として使うことを推奨したいです。
特に寒い季節は味噌汁のほどよい温かさが体に染み渡りますし、心地良い温もりをもたらしてくれること間違いなしです。
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